大腸カメラ
大腸カメラ検査とは
大腸カメラ検査（下部消化管内視鏡検査）は、胃カメラ同様に機器の先端に超小型CCDカメラなどが付いている検査機器を使用します。これを肛門から挿入することで、大腸内部を撮影することができます。その映像はリアルタイムでモニタを通じて確認できるので、バリウム検査では困難な大腸がんなどの早期発見に役立てられます。また小さなポリープ（大きさ1cmまで）が見つかった場合はその場で治療する事も可能です。
このような症状があれば大腸カメラ検査をお勧めします
- 便潜血反応で「陽性」となった
- 血便が出ている
- 便秘や下痢などの便通異常がみられる
- 腹部膨満感がある
- 貧血を指摘されている
- 顔色が悪いと言われた
- 急激な体重の減少がある
- 大腸ポリープや大腸がんを治療した経験がある など
苦痛の少ない検査
当クリニックでは患者様ともご相談のうえ、苦痛の少ない検査を行っています。鎮静剤を使用することで、痛みを和らげて検査を受けることができます。なお鎮静剤を使う場合は、検査当日はご自身の運転（車、バイク、自転車など）による来院は控えてください。
大腸カメラによる検査の流れ
- 事前ご予約
※検査前日の20時～検査までは絶食でお願いします。 - 検査前日
※前日はお渡しされた検査食を食べて下さい。また寝る前に下剤のお薬をお飲み下さい。 - 検査当日
※当日はしっかり観察するために前処置が必要となります。朝9時からご自宅で腸をきれいにするお薬を2リットルお飲み下さい。 - 来院後、検査
- 検査終了
※回復室において、しばらく安静にします。観察のみであれば、食事制限はありません。ポリープを切除した場合は、1～2週間程度は食事や生活が制限されます。
