画像診断

画像診断とは

画像診断とは、症状が出ないうちにがんの早期発見をしたり、がんの広がりや性質を調べるために画像による検査をもとに行われる診断のことをいいます。画像検査には、主に超音波検査、X線検査、CT、MRI、PETなどの検査があります。

X線検査

一般的にレントゲンと呼ばれているものが、X線検査です。
X線は放射線の1つで、物質を通過する性質があります。ただ、すべての物質を通過するわけではありません。X線のこの性質と写真技術を組み合わせて、モノクロ画像として映し出し、骨折線や肺炎、心臓肥大などが診断できます。

CT検査

CTは「コンピュータ断層撮影」の略称で、X線を使用して体内の断層画像(輪切りにした画像)を撮影する画像診断技術です。
CT検査では、X線が通過しない物質(例えば骨など)の向こうに病巣がある場合でも発見することができます。それにより、より質の高い診断結果ができます。